子ども達がまだ小学生だった頃の夏休み
お留守番をさせながら
私は外で働いていました。
そんなある日
電話がかかってきたんです。
「ママ 電気が消えちゃって暑いんだけど」
「なんで⁉」と思い急いで家に帰りました。
その日は真夏日で
でも幸い職場が近かったので
15分くらいで帰宅できたと思いますが
それでも既に
エアコンの切れた部屋にいた子ども達の顔は
赤くなっていました。
停電の原因は
キッチン家電を2つ同時に使ったことで
ブレーカーが落ちたこと。
すぐに対処は出来ましたが
火の扱いや訪問者については話していたものの
ブレーカーまでは頭が回っていなくて
反省した事の一つです。
今は子育てが一段落した私ですが
今の共働き家庭を見ていると あの頃よりずっと大変だと思います。
電車通勤の方も多いですよね。
夏休みに子どもだけで
留守番している時間に停電が起きたら。
そう想像するだけで ドキッとすると思います。
夏の停電で一番怖いのは「暗くなること」ではありません。
本当に危険なのは「暑さ」です。
エアコンが止まった室内は
想像以上のスピードで温度が上がります。
しかも最近は夜になっても下がりません。
そして子どもは
「つらい」と上手に伝えられないまま
熱中症が進んでいることがあります。
なので今回は
夏の停電で
実際に何が起きるかを具体的に考えながら
子どもだけの留守番中にできる対処と
停電中の夜間を乗り切るための準備まで
お伝えしていきます。
心配だから仕事を辞める
そんな選択肢がある方ばかりではないと思います。
なので夏本番前に
まずは電気なしでできることから
さらに電気があればどの程度安心できるのか
この辺りを家族で確認してもらえる材料になると嬉しいです。
夏の停電 一番怖いのは「暑さ」という現実
停電と聞くと
「電気がつかない」「冷蔵庫どうしよう」
「スマホが充電できない」というイメージが
浮かびやすいかもしれません。
でも夏の停電で体に一番ダメージを与えるのは
「暑さ」です。
エアコンが止まった瞬間から
部屋の環境は大きく変わります。
✅風がなくなる。
✅湿度が上がる。
✅汗が蒸発しにくくなる。
この3つが重なった状態は
まさに熱中症が起きやすい環境です。
しかも日本の夏は年々厳しくなっていますよね。
停電が起きやすい台風のシーズンと
猛暑の時期が重なるのが日本の夏なんですよね。
エアコンが止まると室温はどこまで上がる?
エアコンが止まった部屋は
どのくらいのペースで暑くなると思いますか?
TBS NEWS DIGが
就寝時にタイマーが切れた時の温度変化を検証していました。
検証条件は室温が30℃
25℃設定で
3時間後にタイマーが切れるとどうなるのか
というもの。
その結果によると
タイマーが切れてからわずか1時間半で
約3℃ 室内温度が上昇していました。
(参照:TBS NEWS DIG検証 エアコン停止時の温度変化検証)
例えばこれが日中で
外気温34℃の日に
午前中からエアコンが使えなくなったら。
お昼過ぎには
体にとって相当な負担になることが想像できますよね。
日本は湿度が高いので
体感温度はもっと高く感じられると思います。
特に気をつけたいのは
マンションの上の階と南向きの部屋です。
上の階は屋根からの輻射熱(ふくしゃねつ)を受けやすく
室温が上がりやすい構造です。
南向きの部屋は日中ずっと日光が差し込むので
午後になるほど暑くなります。
戸建ての2階も
屋根裏の熱が天井から伝わってくるので
同じように注意が必要です。
「窓を開けて風を通そう!」と思いがちですが
外の気温が室内より高い時間帯に窓を開けると
ただ 熱風が入り込むだけ
という残念な結果になります。
換気として有効なのは
外の気温が室内より低くなった夜間です。
日中は遮光カーテンを閉めて
外からの熱を室内に入れないことが大切です。
都市部の夜が特に危険な理由
「ピーカンの昼間さえ乗り切れれば!」
と思う方もいるかもしれません。
私もできればそう思いたい派です。
でも残念なことに
夜間の方が危険な場合があります。
都市部では「ヒートアイランド現象」の影響で
夜になっても気温がなかなか下がらない
「熱帯夜」が増えていますよね。
去年も本当に暑い夜が続きました。
エアコンがあれば室温を下げられますが
停電中はそれができません。
しかも
昼間にコンクリートや壁が吸収した熱は
夜になってからも室内に放出され続けます。
窓を開けても外の空気が生ぬるければ
やっぱり暑いままです。
夜間の熱中症が怖いと言われる2つの理由
夜間の熱中症が怖いと言われている理由の
1つ目は
「気づきにくい」こと。
昼間は暑さを感じているので
自然と水分を摂ろうとしたり
体を冷やしたいと思う事ができます。
でも夜は
体も疲れていて感覚が鈍くなり
気温が高くても
「暑い」と感じにくくなることがあります。
気づかないうちに
脱水が進んでしまうんですよね。
2つ目は
「眠っている間は何もできない」こと。
睡眠中は水分補給ができません。
汗をかき続けていても
水分をこまめに摂る事はできないです。
まだまだ体温調節が苦手な子どもや
高齢者がいる家庭では
どうしても睡眠中の熱中症リスクは
高くなってしまいます。
停電中の夜間にできる暑さ対策
エアコンなしで眠れる室温の目安は
一般的に26℃以下とされています。
でも停電が夜まで続いた場合
室温が28〜30℃のまま
朝を迎えることもあるかもしれません。
停電中に
完璧な暑さ対策は難しいですが
少しでも和らげて
体への負担を減らす方法があります。
✅濡れたタオルを首元に当てて眠る。
✅保冷剤をタオルで包んで首や脇の下に当てる。
✅冷感素材の寝具を使う。
✅アイス枕を常備しておく。
✅外気温が下がったら窓を開ける。
窓は対角線上にある2つを開けることで
効率よく空気の流れを作ることが出来ます。
ここで注意ポイント
夜間に窓を開けるってちょっと怖いと思います。
なので
窓用の補助錠を使って 数センチだけ開けた状態で固定。
これが大事かなと思います。
100円均一でも売っているのですが
私が買った時はあまり使えず
固定してもちょっと力を入れただけで窓が開いてしまうものもありました。
なので おすすめはこちらの形です。
夏休みの留守番中に停電 何が起きる?
私のいない間にブレーカーが落ちて停電。
それを経験したときは たまたま
職場の近さから15分くらいで帰れましたが
その後は電車通勤をしていた事もあります。
同じような方もたくさんいらっしゃると思いますが
すぐに駆け付けられない距離だからこそ
子どもの留守番中に停電したら何が困るのか
その対策はどうすればいいのか
大変な事態になる前に
キチンと手を打っておくことが大切だと思います。
子どもだけの時間に停電したら まず何が困るか
停電した瞬間に子どもが直面する問題は
大きくわけて3つです。
✅エアコンが止まって部屋が暑くなること。
✅スマホやタブレットの充電ができなくなること。
✅状況がわからなくて不安になること。
まず不安を解消してあげたい
と思ってしまいますが
体にとって一番危険なのは
「部屋が暑くなる」ことです。
急に音が消えて 部屋が薄暗くなって
「あれ?」って不安になると思うんですが
「暑くなる」ことの怖さは意味が違います。
子どもの年齢にもよると思いますが
停電からしばらくの間は
「なんか暑いかも」くらいの感覚でいられます。
でも時間が経つにつれて
部屋の温度は確実に上がり続けるんですよね。
先ほど紹介したTBS NEWS DIGの検証では
エアコンが止まってから1時間半で
室温が約3℃上昇していました。
外気温34℃の昼間に
エアコンが止まったとしたら。
✅30分後には 汗ばんでくる。
✅1時間後には 座っているだけで汗が出る。
✅2時間後には 頭がぼーっとしてくる。
この「頭がぼーっとする」という感覚は
もう危険信号です。
判断力が落ちてしまうので
✅「水を飲まなきゃ」
✅「親に連絡しなきゃ」
という行動が 取りにくくなってしまいます。
さらに子どもは
「喉が渇いた」「頭が痛い」
と自覚するのが大人より遅かったりするので
ゲームや動画に集中していたら
気づかないまま時間が経っていた
という事も起こり得ます。
夏休みの留守番中に停電 子どもだけでできる暑さ対策
大人がいない時に停電してしまったら
子ども自身が「何をすればいいか」を
ある程度知っておくことが命を守る行動につながります。
大切なのは
普段から 何度も何度も伝えながら練習することです。
突然何かが起こった時
子どもはパニックになったりします。
そんな時に 実際に動けるようにするには
日頃の練習で身に着けておく事が1番です。
そして
小学校低学年と高学年では
できることが違います。
「うちの子なら何ができるか」を想像しながら
対策を決めてみて下さい。
まずは親に連絡する
何かが起こったら
いつもと違うなと思ったら
すぐに 親に連絡をする。
これはとても大事なことです。
「さすがに電話はするよね」と思うかもしれませんが
いざとなった時 子どもの思考がどうなるのかは
読めない所があります。
例えば
✅親の許可なく友達を家に入れていた。
✅ダメと言われていた事をやっていた
こんな時は電話しづらいが勝ってしまう事もあります。
また 高学年に近くなると
「ママは頑張ってお仕事してるからもうちょっと我慢しよう」と
考える子もいます。
私たち親側も
SOSを出してもらわないことには
気づくことができません。
どんな状況であっても
「いつもと違うことがあったら必ず連絡してね」
という事を
朝でかける時に
毎日言うほど伝え続けることが大事です。
子どもができる水分補給と体の冷やし方
親に連絡ができたら次は
体を冷やしながら水分を補給することで
帰ってくるまでの時間稼ぎをしてもらいます。
水分補給でまず伝えたいのは
「喉が渇いてから飲む」ではなく
「時間を決めて飲む」ということです。
子どもは脱水が始まっていても
喉の渇きを感じにくいことがあるので
「30分に1回は飲んでね」という
シンプルな約束をしておくだけで違います。
連絡がきた時には
「今13時だから 次は13時30分ね」と
具体的に伝えてあげて下さい。
一度にたくさん飲まなくても大丈夫です。
少量をこまめに飲む方が
体への負担が少なくて続けやすいと思います。
スポーツドリンクは塩分と糖分が含まれているので
熱中症対策には向いていますが
飲みすぎると
糖分の摂りすぎになることもあるので
水や麦茶を飲めたらいいかなと思います。
暑くなった室内で体を冷やすには
冷たいタオルや保冷剤を使うのが簡単です。
停電から2〜3時間以内であれば
冷凍庫内の温度は ある程度保たれているので
すぐ取り出して使えると思います。
冷やす場所は
✅首の後ろ
✅わきの下
✅足のつけ根の3か所。
太い血管が通っているこの3か所を冷やすことで
体全体の体温を効率よく下げる効果が期待できます。
この時
直接肌に当てると痛くなっちゃうこともあるので
タオルに包んで使うこと
そして なぜその3か所なのか
「太い血管があるからだよ」という事も合わせて
教えてあげて下さい。
保冷剤はすぐにぬるくなってしまうので
体を冷やす前に
頬や手で触っているだけで終わってしまう可能性があります。
保冷剤が無かったとしても
水で濡らしたタオルを首に巻くだけでも
体感温度を下げる効果があります。
普段からアイス枕を常備できていると
便利だと思います。
窓を開けるのは要注意
部屋が暑くなると
窓を開けたくなりますよね。
でも
親が仕事をしている時間は日中が多いと思うので
外の気温が最高潮に高ければ
熱風が入り込み逃げ場が無くなってしまいます。
その時の外気温にもよりますが
冷房で冷えた空気が部屋に残っていて
外より涼しいのであれば
窓は開けない方がいいです。
夕方で風のある日や
家の構造によって風が通るのであれば
対角線上の窓を開けた方がいい場合もあります。
全部の窓を開けるのではなく
「ココとココを開けてね」と
前もって話しておくとわかりやすいと思います。
防犯上 窓をあける事に不安がある時は
先ほどお話しした窓用の補助錠も
検討してみて下さい。
遮光カーテンがある時は
「暑くなってきたらカーテンを閉める」
ということを日頃から習慣にしてみて下さい。
日中は直射日光が入る窓のカーテンを閉めるだけで
室温の上がり方がだいぶ変わります。
暑さ対策の手順を 子どもに覚えてもらう事が
一番の安全につながります。
子供の留守番中に停電 仕事中の親にできること
仕事中に停電の連絡が来たとき
親がリモートでできることがあります。
まずは状況確認です。
✅部屋は暑い?
✅頭は痛くない?
✅顔は赤くなってない?
この3つを
子ども自身が声に出して答えるように
聞いてみて下さい。
そしてビデオ通話ができる場合
確認して欲しい熱中症の症状があります。
✅顔色が赤い または青白い。
✅ぐったりしていて反応が鈍い。
✅唇や口の中が乾いている。
✅頭が痛い 気持ち悪いと言っていないか。
✅普段より明らかに元気がない。
このうち
2つ以上が当てはまる場合は
熱中症の中等症以上の可能性があるかもしれません。
まずは体を冷やす事と
水分補給を促して
近くの大人に連絡することを検討して下さい。
そして帰ったらすぐに 救急相談窓口
または医療機関に連絡をして下さい。
次に停電の原因を一緒に確認します。
我が家のように
ブレーカーが落ちているだけなら
場所と戻し方を前もって教えておくことで
解決できることもあります。
自分で戻せない場所だとしても
図書館や児童館に避難ということもできます。
家のブレーカーではない場合は
電力会社の停電情報サイトで
停電エリアの状況を確認しておきます。
大人と子どもで違う熱中症のサイン
大人でも熱中症に気づきにくい事がありますが
子どもは更に
自分で気づくことは難しいです。
大人なら
「なんか頭が痛いな」
「気持ち悪いかも」という症状が出た時に
自分で対処もできますが
子どもにはそれが難しい。
私もそうでしたが
共働きで仕事中だった場合
子どもの様子を直接見ることはできないし
電話で「大丈夫?」と聞いても
「うん」と答えてしまう事もあります。
なので 大人の私たちが熱中症のサインを知って
親子で話し合っておくことは
とても重要だと思うのです。
このサインが出ていたら危険
ということをわかっているだけでも
仕事から帰った時に
スピード感のある対処ができると思います。
軽症から重症の見分け方
熱中症は重症度によって
軽症・中等症・重症の3段階に分けられます。
ここからは
厚生労働省が出しているPDF資料を元に
お伝えしていきますね。
(参照:厚生労働省 熱中症を防ごう!)

軽症(レベル1)のサイン
✅めまいや立ちくらみ
✅大量の発汗
✅筋肉のけいれんなど。
大人はこの段階で
「おかしいな」と気づくことが多いですが
子どもはめまいがどういう状況かわからず
「なんか変な感じ」と言ったり
そもそも何も言わずに
ぼーっと座り込んでしまったりすることがあります。
様子がおかしい+こういう言葉が出たら
レベル1のサインである場合があります。
中等症(レベル2)のサイン
✅頭痛 吐き気
✅体が動かせないほどのだるさ
✅力が入らない
この段階ではすでに
自力での水分補給や
涼しい場所へ自分で移動することが
難しくなります。
子どもの場合は
「ぐったりしている」
「呼びかけても ぼんやりしている」という様子が
中等症のサインである可能性があります。
この段階になってしまったら
「様子を見る」ではなく
医療機関への受診が必要です。
重症(レベル3)のサイン
✅真っ直ぐ歩けない
✅意識障害 けいれん
✅体が異常に熱い
この状態になってしまったら
自分では対処できません。
迷わず119番に連絡して下さい。
子どもは体が小さい分
体内の水分量が少ないので
レベル1からレベル2への進みが
速い場合があります。
自分の状態を理解できない事も多いので
「さっきまで普通だったのに」
という状況も起きやすいです。
電気なし対策の限界と電源という選択肢
濡れタオルや保冷剤 窓の開け方。
この方法は確かに有効な対策です。
でも停電が長引いたとき
特に夜まで続いたときは
これだけでは厳しい場面が出てきます。
夜間は眠っている間に水分補給ができません。
保冷剤は朝まで持ちません。
都市部では深夜になっても
外気温が28℃を下回らない夜もあります。
そして昼間の留守番中も
扇風機すら使えない状態が続けば
子どもの体への負担は大きくなっていきます。
ここで私がおすすめしたいのが
ポータブル電源です。
ポータブル電源は
エアコンの代わりにはなりません。
室温を下げる力はありません。
でも「扇風機を動かし続けられる」というだけで
留守番中の
子どもを守る選択肢が増えます。
停電中に電源があるとどこまで安心できる?
ポータブル電源があればできること
それは
子どもだけで留守番中なら
✅扇風機を動かして体感温度を下げられる。
✅スマホの充電を維持して親との連絡手段を確保できる。
✅親の帰宅までテレビやタブレットで気を紛らわす事ができる。
✅容量によっては部屋の電気を付けていられる。
夜間であれば
✅眠っている間も扇風機を動かし続けられる。
✅スマホの充電ができる
✅トイレや部屋の明かりを確保できる。
✅容量によってはキッチン家電も少し使える。
こういう事が出来るようになります。
大人にとっては
スマホが使える事がとても大きいです。
仕事中に停電が起きた場合
帰宅した時には充電が少ないことも考えられます。
充電することが出来なければ
停電の復旧見込みを調べたり
体調が悪くなったときに救急相談窓口へ連絡したり
ということが難しくなります。
情報にアクセスできる状態を維持することは
昼夜を問わず安全確保には重要です。
何にどれくらい使えるか ざっくり目安時間
ポータブル電源は容量によって
できることの幅が変わってきます。
そもそも容量ってなに?
という方は こちらの記事で詳しく説明しているので
参考にしてみて下さい。
👉ポータブル電源 防災 容量ってどう考えるの?はじめてでもわかるWhの話
ここではざっくりとですが
どのくらいの容量で
何ができるのかをお伝えします。
扇風機を動かしたい場合
扇風機は(約20〜40W)と消費電力が小さいので
500Whのポータブル電源でも
弱運転であれば10時間以上使える計算です。
一晩(8時間)扇風機だけを動かすなら
500Wh前後でも対応できます。
ただ
スマホ充電や照明と同時に使う場合は
700〜1000Wh程度を目安にすると安心です。
スマホの充電
スマホの充電は機種によって変わりますが
1回あたり約15〜25Whくらいが目安です。
家族4人分を毎日1回充電しても
1日約60〜100Wh程度の消費に収まります。
停電の暑さ対策としてポータブル電源を使う場合の
現実的な優先順位は
扇風機 → スマホ充電 → 照明の順がおすすめです。
自分の家に合う容量が知りたい時は自動計算ツールへ
ざっくり目安ではなく
本当に必要な容量が知りたい。
そんな時は自動計算ツールを使ってみて下さい。
使いたい家電の消費電力と
何台使うか・何時間使うか
これを入力するだけで
必要なポータブル電源の容量を計算できます。
計算ツールを使うときのポイントは3つ。
1つ目は
「停電が何時間続くか」を想定することです。
台風による停電は数時間〜1日程度が多いですが
大規模災害では複数日に及ぶこともあります。
また
停電が起きやすい地域や
そうでない場合もあると思います。
2つ目は
「同時に使う家電を全部入力する」ことです。
扇風機だけではなく
スマホ充電や部屋の照明
その他 使いたい家電を合計して計算することで
本当に必要な容量が見えてきます。
計算ツールでは1度に5種類の家電まで
入力可能です。
3つ目は
「計算結果をそのまま容量の目安にできる」ことです。
ポータブル電源には変換ロスというものがあり
カタログに書いてある容量と
実際に使える容量とに差が出ます。
このツールはすでに変換ロスを考慮した上で
必要容量を計算する設計になっていますので
計算ツールで出た数字
そのままを容量選びの基準として使う事ができます。
容量が大きいほど安心ではありますが
大容量になるほど価格も重さも上がります。
自分の家に本当に必要な容量はどれかを
検討してみて下さい。
まとめると・・・
夏の停電で一番危険なのは「暑さ」です。
エアコンが止まると室内の温度は想像より速く上がり
夜になっても下がらない事もあります。
子どもは暑さを自分で訴えにくいので
気づいたときには症状が進んでいることがあります。
まずは電気無しでできることから始めてみて下さい。
遮光カーテンを閉める。
保冷剤を冷凍庫に常備する。
子どもに連絡の約束と冷やし方を伝えて
練習をしておく。
これだけでも
いざという時の動き方が変わります。
それでも電気なし対策には限界があります。
留守番中も夜間も
扇風機を動かし続けられる環境を
ポータブル電源で整えておくことが
家族への負担を減らすひとつの選択肢になります。
全部を一度に準備する必要はありません。
ただ 停電はいつ来るかわからないので
できる事から始めてもらえたらと思います。
元気に夏を超えられますように。
参考文献・引用元リスト


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