いつか来ると言われている大災害に備えて
「電気も準備しておきたい」と思って
ポータブル電源を調べはじめたsyuriです。
防災用に購入したものの
せっかくなら普段から使いたいと思って
最近は家のコンセントの一つとして使っています。
そんな中で気になったのが
「延長コードって使っていいの?」ということでした。
ポータブル電源の差し込み口に
延長コードをつないで
離れた場所の家電を使ったり
さらにその先で複数の家電を使ったり
こういう使い方って
どこまで大丈夫なんだろう?と気になったんですよね。
特に気になったのは
延長コードや差し込み口が熱を持たないか という点でした。
便利でも
使い方を間違えて危ないなら意味がないので
一度しっかり調べてみることにしました。
結論を先に言ってしまうと
ポータブル電源に延長コードは使える。
ただ
選び方と使い方にはいくつかの条件がある。
この条件を知っておけば
家の中でも無理なく使えるけれど
知らないまま使うと
発熱や電源オフ
場合によってはトラブルにつながる可能性もある。
という事がわかりました。
なので今回は
✅延長コードはどこまで使えるのか
✅タコ足配線は問題ないのか
✅安全に使うための条件
✅売り場で迷わない選び方
✅やってしまいがちなNGパターン
✅複数家電を使うときの考え方
この辺りをお伝えしたいと思います。
延長コードを使って
ポータブル電源をもっと活用したいと思っている方の
参考になれば嬉しいです。
ポータブル電源に延長コードはOK?
結論から言うと
ポータブル電源に延長コードは使えます。
ただ
何でも自由につないでいいわけではありません。
ポータブル電源には
本体に使える電力の上限があって
延長コード側にも定格容量というものがあります。
なので
使う家電の組み合わせや
コードの選び方によっては
発熱したり
電源が落ちたりすることもあります。
とはいえ
ポイントを押さえておけば
延長コードを使って
離れた場所の家電を動かしたり
複数の機器をまとめて使ったりすることは可能です。
ここでは
どこまで使えるのか
何に気をつければいいのかを
お伝えしていきます。
まず確認したいのは ポータブル電源本体の定格出力
延長コードをつないで使う時に
まず見ておきたいのは
ポータブル電源本体の定格出力W数です。
延長コードを使うと
離れた場所の家電も使えて便利ですが
使える電力そのものが増えるわけではありません。
延長コードはあくまで電気を届ける範囲を広げるもの。
ポータブル電源本体の上限を超えて使えるようになるもの
ではないんですね。
例えば
定格出力が1000Wのポータブル電源なら
延長コードの先で複数の家電を使っても
合計消費電力が1000Wを超えると
安全装置が働いて自動停止します。
急に電源が落ちると驚くかもしれませんが
これは故障ではなく
安全装置が正しく働いているサインなので
大丈夫です。
ただ
こうしたギリギリの使い方を続けていると
本体への負荷になってしまう事もあるので
最初から余裕を持って使う方が安心です。
1000Wのポータブル電源なら
日常使いでは
800W前後までを目安に考えておくと
本体への負担も少ない状態で使えます。
例えば
ポータブル電源に延長コードを繋いだ状態で
✅ノートPC(65W)
✅スマホ充電2台(36W)
✅扇風機(50W)
✅小型冷蔵庫(150W)
これだけの家電を繋いでも
合計で301W。
800Wにはまだまだ余裕があります。
逆に
電気ケトルを使ったりすると
1台だけで
1200Wを超えてしまうこともあるので
消費電力の高い家電を使う時は
延長コードではなく
単体で考えた方が現実的かなと思います。
ポータブル電源に延長コードを使う時は
何をつなぐかより先に
家電の合計消費電力が
本体の上限を超えないかを見ておくことが大切です。
延長コード自体にも上限がある
もう一つ大事なのは延長コード側の話です。
実はポータブル電源メーカーの中には
「延長コードの使用を推奨しない」と
明記しているところもあるんですね。
「どういう事?」と思って調べてみましたら
理由は大きく2つありました。
延長コードには
「このコードは合計何Wまで流せます」という
上限が決まっています。
国内で流通している延長コードの多くは
1500Wが上限として設定されているのですが
ポータブル電源の方で
定格出力W数以内で使っていても
延長コード自体の上限を超えてしまうと
コードが発熱してしまう事もあります。
延長コードを使う場合は
ポータブル電源側だけでなく
延長コード側の上限も確認してみて下さい。
Jackeryの公式サイトでも
1500Wを超えた場合の危険性が説明されています。
詳しくはこちら👉Jackery公式サイト
ポータブル電源はモデルにもよりますが
コンセントから充電しながら
同時に
家電へ電力を送ることができます。
これをパススルー機能と言うのですが
例えば
ポータブル電源をコンセントにつないで充電しながら
延長コードで離れた場所の扇風機も動かしたい
みたいな使い方です。
とても便利な機能なんですが
この時
充電で入ってくる電気と
家電へ出ていく電気が
同時にコードの中を流れるので
電流の量が増えます。
電流が増えるということは
コードへの負荷も増えるという事で
その分 発熱しやすくなる
という事になります。
感覚としては
スマホを充電しながら動画を見続けると
本体が熱くなることってありますよね。
仕組みは違いますが
「充電しながら使っている状態は熱を持ちやすい」
という感覚は
少し似ているかなと思います。
もし使っている途中で
「なんか電源タップがあったかいな」と感じたら
一度使うのをやめてみて下さい。
特に
子どもやペットが近くにいる状況では
気にかけてもらえたらなと思います。
パススルーの機能についてもっと詳しく知りたい方は
こちらの記事でわかりやすくまとめています。
👉ポータブル電源にUPS機能はある?寿命への影響とパススルーの仕組みを解説
ポータブル電源用 延長コードの選び方
ポータブル電源を買った時って
「延長コードまでちゃんと考えた」という方は
そこまで多くないんじゃないかなと思っています。
私も最初は
「とりあえず家にあるのでいいかな」くらいの感覚でした。
でも実際に売り場に行ってみると
「W数ってどこを見ればいいの?」
「そもそも どのタイプを選べばいいの?」
と ちょっと混乱してしまって。
延長コードを選ぶ時は
使いたい家電の合計消費電力が
ポータブル電源本体の上限を超えないことを前提にしつつ
コード側の対応W数や
A数も見ておく必要があります。
なのでここでは
スッとお買い物ができるように
延長コード選びで見るポイントを順番にお伝えします。
延長コードに書いてある数字の読み方
延長コードには必ず
「定格容量」が表示されています。
場所はコードの電源プラグ付近か
本体ラベルに書いてあることがほとんどです。
よくある表記はこんな感じです。
AC100V 15A 1500W
意味をかんたんに説明すると
✅AC100V(ボルト)
→ 電気の「圧力」のようなもの
(家庭用コンセントと同じ)
✅15A(アンペア)
→ 電気の「流れる量」
✅1500W(ワット)
→ 実際に使える電力の上限
(ここがいちばん重要)
となります。
少しだけイメージで言うと
✅V(ボルト)=水道の水圧
✅A(アンペア)=流れている水の量
✅W(ワット)=実際に使える水の量
という感じです。
私たちが見るところは
基本的には「W(ワット)」だけでOKです。
高出力の機種なら 20A対応が必要な場合もある
2000W以上のポータブル電源を使っていて
「最大出力に近い状態で使いたい」という場合は
20A以上対応の延長コード
を選ぶ必要があります。
なぜかというと
一般的な延長コード(15A・1500Wまで)は
それ以上の電気を流すことを
想定して作られていないからです。
例えば
2000W近くを使おうとすると
コードの中を流れる電気の量もかなり増えます。
その状態で15Aのコードを使ってしまうと
✅コードが熱を持つ
✅外側のカバーが傷む
✅最悪の場合は発火リスク
につながる可能性があるんです。
20A対応の延長コードは
より多くの電気を安全に流せるように
コードが太く作られているので
高出力でも余裕を持って使える
という違いがあります。
「A(アンペア)」の数字が大きいほど
多くの電気を流せるコードというイメージでOKです。
この「20A対応」は
ホームセンターや家電量販店の業務用コーナーに
置いてあることが多いかなと思いますが
売り場で探すのが大変な場合は
ネットで「20A 延長コード」と検索してみて下さい。
屋外で使うなら 防雨型を選ぶ
台風のあとや夜間の停電で
玄関先や駐車場で
ポータブル電源を使いたくなる場面もあると思います。
そのときに
室内用の延長コードをそのまま外に出してしまうと
水分がついた部分から漏電したり
感電のリスクが高くなることがあります。
屋外で使う場合は
「防雨型・屋外用」と書かれている延長コードを選ぶ。
これは とても大事です。
普段は室内でも
いざという時に屋外の可能性が少しでもあるなら
最初から
「防雨型・屋外用」の延長コードを用意しておくことを
おすすめします。
延長コード・電源タップ・タコ足配線 何が違うの?
そもそもな話しなんですが
延長コード・電源タップ・タコ足配線
この3つの違いを私はよくわかっていませんでした。
延長コードはわかる。
長いコードが付いてるヤツ。
じゃー延長コードの差込口が3つあったら
それはたこ足配線?
あれ?延長コードじゃない電源タップに
たくさん繋がっているのがたこ足配線?
みたいな感じであやふやでした。
そこで今回きちんと調べてみたら
この3つは似ているようで
少しずつ意味が違っていたんです。
なので
私と同じ あやふやさんに向けて
この3つの違いをお伝えしたいと思います。
「知ってるよ」という方は
遠慮なく次の
売り場で迷わないための3つのチェックポイントへ
飛んで下さいね。
延長コードとは
延長コードは
「コードが長くなっているもの」という意味で
差込口の数は関係ありません。
1口でも 3口でも
コードが伸びていれば延長コードです。

電源タップとは
電源タップは
「複数の差込口がついたユニット」のことで
コードがついているものもあれば
コードなしで壁のコンセントに
直差しするタイプもあります。
例えば
「3口の延長コード」は
延長コードであり 電源タップでもある
ということになります。
ここで勘違いしやすいのが
1口のものは電源タップとは呼びません。
1口のものは
コンセントアダプターや変換プラグという呼び方になります。

タコ足配線とは
タコ足配線とは
製品の名前ではなく「使い方の名前」でした。
一つのコンセントや電源タップに
複数の家電をつないでいる状態のことを
タコ足配線と言います。
例えば
コードのない電源タップを壁に直差しして
そこに家電を何台もつないでいたら
それもタコ足配線です。
3口の延長コードに
3つの家電を繋いだ状態もたこ足配線。
複数の家電を繋いだ時点で
それはたこ足配線として使っているという事です。

タコ足配線は安全?
「タコ足配線は危ないかも」
という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
でもそれは
タコ足配線そのものが危ないのではなく
合計消費電力が定格容量を超えたら危険ですよ
という意味です。
例えば
電源タップの定格容量が1500Wのとき
つないでいる家電の合計が1500Wを超えると
コードが発熱して
最悪の場合 火災リスクにつながります。
逆に
複数の家電をつないでいても
合計消費電力が定格容量以内に収まっていれば
タコ足配線は危険ではありません。
ただ 私もそうですが
繋いでいる家電の消費電力を把握して
使っている人は少ないと思うんですよね。
なので知らず知らずにオーバーしてしまう事もあるので
1つの電源タップに繋ぎ過ぎている状況は
避けた方が安心かなと思います。
売り場で迷わないための3つのチェックポイント
売り場で迷わないために
確認するのはたった3つだけでOKです。

1500W以下のポータブル電源なら
一般的な市販品(1500W表記)でOK。
2000W以上の機種なら
20A以上対応品を探してみて下さい。
延長コードは 長くなればなるほど
電気の通り道も長くなるので
その分だけ抵抗が増えて
わずかにですが 熱が出やすくなります。
なので
停電中に室内で使う場合は
3〜5mくらいまでを目安にしておくと
コードの扱いを含め
安全性とのバランスも取りやすいかなと思います。
5m以上はダメというわけではないですが
コードが長くなるほど発熱しやすくなったり
電圧が少し下がる(家電に負担がかかることもある)
ということもあるので
必要以上に長いコードは選ばない方がいいかなと思います。
コードの太さに関しても同じように
たくさんの電気を流すほど 熱を持ちやすくなります。
延長コードには
✅コードが太いほど余裕を持って電気を流せる
✅細いコードほど負担がかかりやすい
という違いがあるんですが
売り場では
「太さ」がそのまま分かりやすく書かれていないことも多いので
まずは「15A(1500W)」以上の表記を確認する。
これを基準にすれば大丈夫です。
さらに安心したい場合は
コードがしっかりしていて細すぎないものを選ぶ
という感覚でもOKです。
過負荷保護または
過電流保護付きの電源タップは
つないでいる家電の合計消費電力が
定格容量を超えた瞬間に
自動で通電をストップしてくれます。
例えば
知らないうちに使いすぎてしまって
1500Wを超えてしまった場合でも
「パチン」とブレーカーが落ちるように
それ以上電気が流れないように止まります。
特に 停電中などの慣れない環境の中では
この機能があるだけで
万が一使いすぎてしまったときでも
自動で止まってくれるので安心だと思います。
売り場では
過負荷保護 過電流保護
といった表記が使われていることがありますが
「電気を使いすぎたときに止める安全機能」
という意味では同じなのでどっちでも大丈夫です。
延長コードはこの3つを満たすものを
選んでみて下さい。
延長コードで避けたいNGパターン
ポータブル電源や延長コードもそうですが
電気関係は
正しく使用しないと発火などのリスクがあります。
でも
「じゃあ具体的にどんなときが危ないのか?」って
意外とイメージしにくくないですか?
いざ停電になってから考えようとすると
その場で判断するのはなかなか難しいなと思うので
ここでは
「もしかしてこれやりがちかも…」と思えるような
身近な場面でNGパターンを想定してみました。
延長コードに延長コードを重ねる
「あとちょっとだけ届かない…」という時
もう1本延長コードがあれば
つなぎたくなっちゃいますよね。
でもこの使い方は
接続している部分に負担がかかりやすくて
電気が通りにくくなって
その分 熱が出やすくなる
という状態になってしまいます。
どうしても距離が足りないときは
最初から長めのコードを用意しておくほうが
結果的に安心して使えることが多いです。
古い・劣化した延長コードの使用
延長コードを使いたいと思った時に
「確かこの奥にあったはず!」と
昔 買ったものを久しぶりに出してみる。
こんな場面 ありませんか?
その時に
少し注意して見て欲しいのが
こういった状態かどうかです。
✅コードの外側がかたくなっている
✅ひびのようなものが入っている
✅差し込み口がゆるい
こういった変化があれば
それは劣化のサインです。
「まだ使えそう」に見えても
買い替えを見直すタイミングかもしれません。
ドラムリールを巻いたまま使う
ここは意外と見落としやすいポイントなんですが
ドラムリールって
コンパクトにまとまっているので
そのまま使えそうと思っている方が
意外と多いんじゃないかと思います。
でも もともとドラムリールは
長いコードをまとめて扱いやすくするためのもの
なんですね。
なので コードが巻かれた状態だと
どうしてもコード同士が重なって
中に熱がこもりやすいという特徴があります。
「少しだけならこのままでも大丈夫かな?」と
思ってしまうこともあるんですが
どれくらいまでなら大丈夫かの判断が難しい
ということもあるので
使うときは基本的に
できるだけ全部引き出して使う
と覚えておくと
迷わず使えるかなと思います。
中部電気保安協会による安全資料でも
コードを巻いたまま使用する危険性について
注意喚起がされています。
詳しくはこちら👉中部電気保安協会(PDF)
延長コードで複数家電をつなぐ時の 合計W数を考えみる
ポータブル電源に延長コードを繋ぐ場合
家電の合計消費電力を
ポータブル電源の
定格出力W数以内に収める
という考え方は
なんとなくイメージできてきたかなと思います。
でも実際に使う場面になると
「うちの場合って全部で何Wくらいになるんだろう?」
という事を把握するのって難しいと思います。
なので ここでは
停電中によくありそうな使い方を
いくつかのパターンでまとめてみました。
「この組み合わせならどうかな?」という目安として
気軽に見てもらえたらと思います。
パターン別 合計W数のイメージ
延長コードで同時につなぐ家電
✅扇風機 × 2台:各50W = 合計100W
✅スマホ充電 × 4台:各18W = 合計72W
✅小型冷蔵庫(省エネタイプ):約150W
合計消費電力 約322W
このくらいであれば
定格出力500W以上の機種なら無理なく使える範囲です。
少し余裕を持って使いたい場合は
600W以上を目安にしておくと扱いやすいかなと思います。
延長コードで同時につなぐ家電
✅ペット用ヒーター:約80W
✅電気毛布 × 2枚:各70W = 合計140W
✅スマホ充電 × 2台:各18W = 合計36W
合計消費電力 約256W
こちらも500Wクラスのポータブル電源で
対応しやすい使い方です。
延長コードで同時につなぐ家電
✅ノートPC:約65W
✅モニター:約40W
✅Wi-Fiルーター:約15W
✅スマホ充電:約18W
合計消費電力 約138W
このくらいであれば
比較的小さめの機種(200W以上)でも対応しやすいパターンです。
こうして見てみると
普段使っている家電でも
意外とそこまで大きなW数にはならない
というケースも多いかなと思います。
ざっくりでも
合計W数がわかると
「同時に使えるかどうか」は判断しやすくなりますよね。
ただ一つ大事なことは
「どれくらいの時間使えるか」は
ポータブル電源の容量(Wh)によって変わるという事です。
例えば同じ300Wの使い方でも
容量が大きいほど長く使える
小さいと早めに充電がなくなる
という違いがあります。
なので
「使えるかどうか(W)」と
「どれくらい使えるか(Wh)」
この2つを分けて考えておくと
実際に使うときにイメージしやすくなるかなと思います。
エアコンに延長コードをつなぐのはどうなの?
「夏の停電で 暑さ対策どうしよう…」と考えると
エアコンを使えるかどうかは大きなところです。
ただ一般的な家庭用エアコン(100V)については
延長コードを使っての使用は
あまりおすすめされていません。
理由はいくつかあるのですが
一つは
起動した瞬間に大きな電気が流れること。
エアコンは動き出すときに
通常よりも大きな電力が一時的に流れるので
延長コードの許容量を
一瞬で超えてしまうことがあります。
もう一つは
コードが長いことで電圧が少し下がること。
これによって
エアコンの効率が落ちたり
内部に負担がかかる可能性もあると言われています。
最近は
ポータブル電源で使えることを想定した
消費電力の低いエアコンもありますが
その場合でも
太め(20A対応)のコードを使う
できるだけ短く(3m以内)する
といった工夫が必要になります。
エアコンについては
「使えたら便利」な反面
ちょっと条件がシビアな使い方でもあるので
無理に延長コードでエアコンを動かすよりも
例えば
✅扇風機で風を当てる
✅サーキュレーターで空気を動かす
✅冷却シートや保冷剤を使う
といった方法を組み合わせるほうが
少ない電力でも体感温度を下げやすいと思います。
経済産業省でも
エアコンに延長コードを使う事は発熱のリスクがあるとして
注意喚起されています。
詳しくはこちら👉経済産業省エアコン事故事例
エアコンが使えなくても 暑さ対策の方法はあります。
組み合わせ次第で思っているより乗り越えやすくなることも。
特に 子どもだけで留守番している時間帯の暑さ対策は
こちら記事を参考にしてみて下さい。
👉停電の暑さ対策|子どもだけの留守番で起こりやすい危険と備え
よくある質問
電源タップとポータブル電源の組み合わせは問題ない?
電源タップ(複数口の電源ユニット)も
延長コードと同じルールで使えます。
差し込む家電の合計消費電力が
ポータブル電源の定格出力W数以内であれば問題ありません。
電源タップ自体の定格容量(多くは1500W)も
超えないように注意して下さい。
過負荷保護(自動遮断)機能付きの電源タップを使うと
万一のときに自動で遮断してくれるので特におすすめです。
延長コードをつないで充電しても大丈夫?
ポータブル電源本体を「充電する」ときに
延長コード経由で家のコンセントにつなぐ使い方は
基本的に問題ありません。
ただ
急速充電(1000W以上)を行う場合は
延長コードが発熱しやすいので
なるべく短めのコード(3m以内)を使って
コードを巻いたままにしないことが重要です。
「充電しながら同時に家電も使う(パススルー運用)」は
入力と出力が同時に発生して電流が増えるので
延長コード経由でのパススルー運用は
できるだけ避けたほうが安心です。
どんな延長コードを選べばいい?
選ぶときの目安として
「PSEマーク」がついているものを選んで下さい。
PSEマーク
(電気用品安全法に基づく安全基準適合マーク)がある製品は
日本の安全基準をクリアしています。
詳しくはこちら👉電気用品安全法(経済産業省)
国内流通品であれば
Panasonic・ELPA・OHMなどのメーカー品や
ホームセンターのプライベートブランド品でも
PSEマークがついているものが多いです。
海外通販の格安コードには
PSEマークが無い製品もあるので
できれば国内の量販店や
ホームセンターで購入するほうが安心です。
まとめると・・・
ポータブル電源に延長コードは使えます。
ただ停電中って
明るさも情報も少ない中で判断することになるので
普段よりちょっと慎重になりますよね。
「できるだけ電気を大事に使わないと」と思いながらも
「どれとどれなら一緒に使って大丈夫なんだろう?」
と迷う場面が出てくる事もあるかと思います。
そんな時のために
あらかじめこの3つだけ意識しておくと
停電になった時も
落ち着いて使えるかなと思います。
✅合計消費電力を定格出力W数以内に収める
✅延長コードの定格容量(多くは1500W)を超えない
✅高ワット家電は1口で使う
事前に
「うちのポータブル電源は何Wまで使えるのかな?」
と一度だけ確認しておくだけでも
いざという時の安心感がだいぶ変わります。
停電の備えって
何かを「買うこと」に目がいきがちですが
実際には
「どう使うかを知っておくこと」も
同じくらい大切なことです。
上手に延長コードを使って
もっと便利にポータブル電源を活用できますように。
参考文献・引用元リスト
Jackery公式サイト
中部電気保安協会(PDF)
経済産業省エアコン事故事例
電気用品安全法(経済産業省)

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